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金工品

銀器・錫器

●銀器
・歴史
銀器の歴史は古く、延喜式(916年)という法律が書かれた全50巻にわたる文献の中に、銀製の食器や酒器の記載を見ることができます。
江戸時代中期には、貨幣を作る金座・銀座があり、大名が集まる政治経済、文化の中心となっていた江戸で、彫金師の彫刻する器物の生地の作り手として、銀師と呼ばれる銀器職人や、櫛、かんざし、神興金具等を作る金工師と呼ばれる飾り職人が登場し、銀器は町人の間でも広く使用されていました。
明治維新後は、これらの職人が彫金、鍛金など、分業化することにより、ますます技術力を高め、さらには諸外国への儀礼贈答に、銀製品を採用した国策にも助けられ隆盛を極めました。
こうして銀器が特産工芸品としても広く知られるようになり、現在もその技術が脈々と受け継がれています。

・技法
鎚で打ち出した立体的な製品に、鎚とタガネで表面に模様を打ち出す技法の「鍛金」、絵柄・模様をタガネで彫る技法の「彫金」、絵柄の部分を切り抜き、赤銅など、別の金属をはめ込む技法の「切嵌」、「鑞付け」の4つがあります。
銀は、金のように派手ではないながらも、鈍い光のなかに深い味わいを秘め、使うほどに風合いや価値が増す、独特の魅力を感じることができます。
また、どっしりと重厚な 存在感と温かみを感じさせてくれるので、海外の製品にはない、日本独特のテイストが感じられ、和室洋室問わず、日本家屋にもよくなじみます。
銀器は優雅で長持ちし、その上、無害なため、器物、置物、装身具等、日常生活の様々な分野の製品が作られ、色々な場面で活用できる事も魅力のひとつです。

・注意点
銀製品は長い間使用しないと変色します。
変色も風合いとなりますが、日常品においては、毎日のように使用し、手入れをすると輝きを保つことが出来ます。
使用後は良く洗浄して柔らかい布で拭きます。
もし黒く変色した場合は柔らかい布に市販されている銀磨剤、または重曹、歯磨き粉などを布に付けて汚れをふき取り、さらにきれいな布で乾拭きすると効果があると言われています。




伝統工芸品A

●錫器
はるか昔から使われていたとされる錫(すず)。
日本に伝わったのは1000年以上前とされています。
当初、大気中の湿気を寄せ付けない材質のため、茶壷として重宝され使われていました。
その後酒器などに使われるようになっていったといわれています。
現在では茶壷に代わって茶筒となり、また酒器はビアグラス・ワイングラスやロックグラスなどに代わっています。
錫器を作る錫師の技術は非常に卓越しており、茶筒などは外気の湿気から守るため、ミリ単位を超える細かい技術が要求されます。

特筆すべきは蓋を本体の先に載せると、その重みのみで“すーっ”と表面を滑るようにゆっくりと降りてきて、ピタッと蓋が閉まるようすです。
また、酒器は錫の魅力を味わうのにまさに適しています。
熱を伝える能力に優れた錫のグラスは、注いだ瞬間に中の液体とほとんど同じ温度になるからです。
そして、長い間保温し続けます。また、高級感あふれる重みも忘れてはならない魅力であると言えるでしょう。

・工程
1.熱で溶かした錫の温度を微調整しながら、型に入れる。
2.適度な硬さになったところで型から出す。
3.ろくろ挽きをして形を整える。
4.特殊なニスで絵を入れる。
5.うすい硝酸に入れて梨地にする。
6.表面に漆を塗る。
7.全体に磨きを入れ、光沢を出す。

■金工品の本■

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