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京扇子

扇子(うちわ)

●扇子
扇子は、ともに日本文化の風情を代表するものですが、扇子は京都で創作されたと考えられています。
素材・製法によって板扇と貼扇に分けられ、貼扇は紙扇と絹扇に分けられます。
日本の伝統文化・芸能には欠くことのできないものであり、美術・工芸・装飾面 での需要が多く、人々の心に華やかさとやすらぎを与えています。

京扇子は、招涼用というより貴族社会の地位のシンボルや礼式時の装飾物として用いられてきました。
そうしたことから、材料の吟味に始まり、洗練された手仕事から生まれる工芸品の奥深い美の創作に努力が重ねられています。
扇子は、平安時代の初めに木簡から派生して創作され、京都東寺の木彫千手観音立像の腕の中から発見されたものが最古の桧扇とされています。

平安中期には、冬扇、夏扇がありました。
平安末期には、一般庶民の間でも用いられるようになり、『年中行事絵巻』にはこの様子が描かれています。
室町時代以降、香道、茶道、舞踊などの発展に伴い、それぞれに用いられる扇子が作られるようになりました。
政治・文化の中心地であった京都では、扇子も早くから発展し、産業として隆盛をみました。
職人や扇骨屋なども数を増し、江戸を初めとする諸国へ京扇子が卸されるようになりました。
また、海外への輸出も古くからあり、13世紀には宋へ、江戸時代末期にはアメリカへ、明治以降はヨーロッパへと販路を広げています。




京扇子A

・作品が出来るまで
扇子の製造工程は細かく分業され、扇面の加工部門と扇骨の加工部門に分かれます。
扇面と扇骨を最後に仕上げの加工によって付け合わせ、1つの扇子が完成します。

・扇面の加工        ・扇骨の加工
合わせ(紙を作る)      胴切り(扇子サイズに竹の胴を切る)
 ↓             ↓
乾燥(紙を乾かす)      割竹(竹を扇子サイズに割く)
 ↓             ↓
裁断(紙を裁つ)       せん引き(三枚に割く)
 ↓             ↓
箔押し(紙に箔を置く)    目もみ(扇子の要の穴を開ける)
 ↓             ↓
上絵(絵を付ける)      あてつけ(扇骨に細工する)
 ↓             ↓
折り(扇子になるように折る) 白干し(扇骨を干す)
 ↓             ↓
中差し            磨き(扇骨に細工する)
 ↓             ↓
万切り            塗り、彫り(扇骨に細工する)
               ↓
               要打ち(要を打つ)
               ↓
               末削(紙と骨が入る中の骨を薄く削る)
・仕上げの加工
中附け(中差しされた部分に骨を通す)

万力掛け(扇子の形を作る)

親あて(両端の親骨を付ける)

検品

完成

■扇子■


■扇子の関連本■
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